店舗情報詳細

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店名の[SITAARA]とはヒンディー語で 星を意味する言葉。[AGNI]はインド神話の火神を指します。
ケバブ料理(ケバブ[トルコ]、カバブ[インド、アラブ]は中東地域とその周辺で供される肉類をローストして調理する料理の総称)の数々をタンドール窯、マヒタワ(鉄板)、シクリ(串焼き)を使いカウンター席の目の前でインド人シェフが調理します。ソムリエが拘ったワインと合わせて、本場インド,中東の料理をライブで楽しめるスポットです。

出店する銀座ベルビア館は、銀座のマロニエ通りと並木通りの交差する周辺にあり、ビルのデザインコンセプトは「大人の隠れ家」。[AGNI]の出店のプロジェクトはそんなキーワードからスタートしました。
ビルのデザインコンセプトと[AGNI]を結ぶ接点はどうしたらいいのか?閃いたイメージは中東の土漠(中東で圧倒的に多いのは、サラサラの砂丘のような砂漠ではなく、地面も固くて石やブッシュも散在する土漠であるようです)とスタイリッシュなドバイのホテル。

[AGNI]の店内は、中東を感覚させて存在感をもった土漠的な壁。ルメディアンドバイで観た中東の伝統的パターン柄。特にイメージを捻り出したのは、感覚的な店内と現実の世界の境界であるファサードの打出し方でした。
境界としてのスクリーンは鍛造で作った重たい扉。インド、中東をイメージさせるものは? 象? インドトラ? 孔雀・・?選んだ答えは、孔雀が大きな飾り羽を開いて求愛のアピールをする姿でした。
そして、鍛造で作った重たい扉を手動であける事で、感覚的な空間への移行の覚醒が始まることを願うことでした。

 

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